白内障

白内障の多くは加齢とともに現れる老化現象のひとつで、目の中の水晶体(レンズ)が濁って、光がまぶしく感じたり、目がかすんだり、視力が低下したりする病気です。

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治療の流れ

1.点眼加療

初期の白内障であまり視力に影響のない軽度の場合は点眼薬による薬物治療を行います。ただし薬を使用しても水晶体が透明に戻るわけではなく、あくまで白内障の進行を抑えることが目的です。

2.超音波水晶体乳化吸引術

白内障が進行して日常生活に支障がみられる場合には、外科的手術を行います。濁った水晶体を超音波で砕いて取り出し(超音波水晶体乳化吸引術)、眼内レンズをはめこみます。手術時間は10分程度で、傷口はわずか3mmです。点眼麻酔で行いますが、痛みは特にありません。入院の必要がない日帰り手術となります。


当院での手術は基本的に日帰りで行っております。
全身麻酔など入院が必要な患者様は、提携病院である佐世保共済病院の開放病棟にて手術を行います。
また光線力学療法も佐世保共済病院にて行います。